感性医療

2022.03.19

女ごときが、という囚われ

【女ごときが、という囚われ】

若い膵臓がんの女性。
旦那さんが料理をしてくれたり、献身的に看病してくれるのですが、イライラしてしまうそうです。
なんでそんなにイライラしてしまうのでしょう?
自分を気遣ってくれているのに、、、😅

不思議に思って話を聞いていると、「男には家事をさせたくない。」という言葉が出てきました。

どこかの愛●に聞かせたい🤣
と思いつつ、なぜそのように思うようになったのかをさらに聞いていくと、、、
 
突然、「女ごときが、、、」と言い始めました。どうやら強烈に男尊女卑の考えが染み込んでいたようです。

その原因はやはり幼少期。
3人の男兄弟に負け、両親からも女だから、と冷たく扱われてきたようです。

それから男に負けないように必死に自分を奮い立たせ、人に頼らずに全てを自分で抱え込み、男に負けずに闘い抜いてきたのでしょう。

だから、旦那さんに食事を作ってもらったり、介護されるとイライラしたり、罪悪感を感じたのかもしれません。

最後に「働きたい。でも人とは関わりたくない。」と教えてくれました。
人と関わりたくない、、、きっと、本当の安心安全な場を経験した事がないのかもしれません🥺

こんなにも必死に頑張って生きてきたんだなぁ。

この方を見て、
抗癌剤、ゲノム医療、放射線治療、免疫治療よりも、幼少期の自分を癒す事が1番の治療なのではないかと感じました。

この続きはプロのカウンセラーの伊藤マナさんへバトンタッチ。僕の役割はここまで。
この方はカウンセリングを是非、受けたいと言って帰宅されました。
必要な人に前向きにカウンセリングを受けたいと思ってもらうのが、僕の役割なのかもしれません。

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