2024.03.26
【みんなの喜びは私の喜び、と本気で思える人は病人にはならない】
77歳、女性。
大腸がん術後の肝転移あり。
肝臓の転移は巨大で、主治医から予定半年と言われています。落ち込んでいないか話をしていくと…….
驚くことに、何も悩んでいませんでした😳
不安も恐怖もない。
死ぬことも全然なんとも思わない。
ただお迎えがくるんだ。
自分の年金を子供に渡せるから延命はしたい。
えええ???
本当に怖くないの?
不安もないの??
あまりにも衝撃を受けたので、自律神経と脳波を測らせてもらうと…….
驚くことに交感神経も副交感神経もパワーが強いことがわかりました。
簡単に言うと、普通の人が500〜1000、低い人は150のところ、この方は20000を超えていました😅自律神経のトータルパワーがとても高い状況です。
死の話題になっても脳波はリラックス集中のアルファ波が強く、どうやら本当に恐怖を感じていないようです。
恐るべし!
よくよく話を聞いていると、
この方は、
心の底からみんなの喜びは、私の喜びと思っていることがわかりました。そこには自己犠牲や無理なく、心の底からそう思っていたのです。
自分が満たされていないのに人に尽くして疲弊していく方が多いのですが、この方は心の底から人の喜びは自分の喜びだと思って行動されています。
話すことが大好きで、楽しいことが好き。
エニアグラムではタイプ7っぽいですね。
まさに、
病気はあるけれど、病人ではない、
を体現されています。
この方と話をしていて、
▶︎興味関心をもって熱狂して感激する。
▶︎ささいなことにも喜びを感じる。
▶︎何事にも感謝する。
▶︎そして、自然体で生きる。
これが出来ていれば、たとえ病気があったとしても幸せに生きていけるのだと教えてもらいました。
人はいつか死にます。
病気にもなるでしょう。
その時、
絶望、不安、恐怖に包まれて過ごすのか。
それとも、
感謝、愛、に包まれて過ごすのか。
おそらく、それはその人の選択次第なのでしょう。
どこに自分の意識をフォーカスするかでここまで世界が違ってきます。
ついつい、わたしたちは
出来ないこと、
足りないこと、
上手くいかないこと、
にフォーカスしてしまいがちですが、
出来ていること、
持っていること、
上手くいっていること、
などに意識を意図的に変えるだけで、目の前の景色は変わっていくでしょう。
病気になっても、病人にならない。
この方からその秘訣を教えてもらいました。
これは病気だけでなく、
私達が経験する苦難に対しても同じことが言えますね。
✳︎この記事では本人の許可を頂き、セッションの一部を公開しています。